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執筆者の写真takeshi morio

会派視察_岡山県総社市

会派視察の2日目は岡山県総社市にお邪魔しました。



総社市は伊勢原市と災害時における相互応援の協定を結んでおり、行政職員の出向交流も行うご縁があります。


ここ総社市では

 ① ひきこもり支援センター「ワンタッチ」

 ② LINEを利用したスマホ市役所

の2つを視察させて頂きました。


①ひきこもり支援センター「ワンタッチ」

総社市は7万人前後の人口ですが、市単独でひきこもり支援を行っております。


視察の中で、ひきこもり者に社会との接点をもってもらう施設「ほっとタッチ」を見学させて頂きました。


これは市内にある平屋を借り上げ、だれでも気軽に遊びに来れる場所を提供するという施設です。

何をするも自由/何もしないのも自由であり、まずは家から出てきてもらい他者と接する機会を得てもらう取り組みです。


家から出てもらえる、社会の一員として参画してもらえるのは家族も本人も、そして市全体にとっても喜ばしい事ですね。


綺麗な個室も用意されており、快適そうです。



②LINEを利用したスマホ市役所


2つめはLINEを活かしたスマホ市役所の取り組みです。


現在多くの方ががスマホを持ち、コミュニケーションツールとしてLINEを使われているかと思います。


LINEを活用する事で役所に来庁しなくても様々なサービス提供が可能となる自治体DXの先進事例であり、少子高齢による働き手確保が大変厳しくなる時代に必須の取り組みであります。


■スマホ市役所の一例紹介

昨今、国からの現金給付事業などが数多く行われますが、

「給付対象者の確認→紙の給付申請の作成→送付→受給者が手書きで記入→市へ返送→市が内容確認→入金処理→受給者が受け取り」

という多くのステップが必要となります。


このようなこれまでのやり方では給付までに1か月以上掛かる事もあり、大変な労力と予算も必要となってしまいます。


そこで総社市はLINEとマイナンバーカードでの本人確認(公的個人証明サービス)を組み合わせる事で、「LINEで給付対象者にPUSH通知→対象者(受給者)が受給に同意のボタンを押す→給付が確定」というわずか3ステップに簡素化する事を実現しました。


無駄な紙の印刷や送付(もちろん郵便料金が掛かります)が不要となり、最短で土日も含め10日で給付を実現したそうです。



いわゆる「スーパーファストパス」と呼ばれるこれらの取り組み、是非伊勢原市でも実現してもらうようにプッシュして参ります!


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